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映画「君の名は。」は今からでも観るべき?ネタバレなしの感想と評価を語ります

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君の名は。の画像
引用元: http://www.cinemacafe.net『君の名は。』(C)2016「君の名は。」製作委員会

みなさんこんにちは、カズオです。

今日は新海監督の映画「君の名は。」について語っていきたいと思います。

あれだけ流行していたし、だいぶ時間も経っているけど、実は観たことないという方、あるいは以前観たけどよくわからなかったからもう1回見るかどうか悩んでいる方、そのような方々のこの作品を観るか否かの判断のお役に立てれば幸いです。

こんな疑問を解決します
  • 本当に面白いの?
  • なんであんなに流行したの?
  • 今からでも観たほうがいいの?
目次

「君の名は。」の概要

本作は、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを、精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”で描き出す。声優陣には、主人公・瀧役の神木さんと三葉役・上白石さんをはじめ、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、谷花音と豪華俳優陣が並び、さらに悠木碧、島崎信長、石川界人ら人気声優陣も集結。そして、主題歌4曲含めた全音楽を「RADWIMPS」が担当したことでも大きな話題となり、興行収入250.3億円で邦画歴代2位を記録するメガヒット作となった。

引用元: http://www.cinemacafe.net

「君の名は。」の魅力

私はこれまで数百本の映画を観てきましたが、その中でも非常に面白いと思いました。

ちなみに劇場には当時6回足を運びました。
ちょっとこれはやりすぎですかね笑

まあさすがに私の場合はやりすぎですが、それくらい引き込まれたものでした。

では一体何がそんなに引き付けるのか、その魅力について語っていきたいと思います。

ストーリーの意外性

まずはこれですね。正直観るまでの宣伝からは想像していなかった展開になっていきます。

イメージは若い男女が入れ替わってなんだかんだ好きになって最終的に結ばれるみたいなラブストーリーだろ、とか私は思っていました(笑)

まあ入れ替わりと恋愛につながる部分は間違ってはいないのですが、そんなスケールの話ではなかったですね。

想像よりもスケールが大きい、ということが何より意外でした。

また、ジャンルを考えた場合、単純に恋愛系やアニメが好きという方だけでなく、SF系が好きなら間違いなく楽しめる内容になっています。

ただ、これだけ社会現象となった映画で公開からすでに4年経っていますので、あらゆるところでネタバレがされています。

もしあなたがまだストーリーを知らない方であればそれは本当に幸せなことだと思います。

私はやはり最初の1回目に観た時の衝撃は忘れられません。私も記憶を消せるならば記憶を消してもう一度何もストーリーを知らない状態で観たいと思います。

それくらいストーリー展開は意外性があり、衝撃的なものでした。

若干ストーリーが難しい、あるいは詰めが甘いという声もありますが、それも事実だと思います。

私はSF系が好きなこともあり、特に難しさは感じませんでしたが、純粋にSFとしてみれば詰めは甘いかも・・というのは正直ありました。

ただし、それらはこれから後述するストーリー以外の魅力によってカバーされています。

ストーリーは恋愛だけでなく、SF要素が含まれていてスケールが大きい。SF作品と捉えると設定が甘い部分はあるが、ストーリー以外の部分で十分に補完されている。

音楽と映像のマッチング

実は私はここがこの映画に引き込む1番のポイントだと思います。

ストーリーは初めて観た時の面白さ、この音楽とのマッチングは何度もこの作品を観たくなる一番の魅力だと思います。

私の場合、もはや音楽を楽しむために6回も映画館に観に行ったようなもですからね(笑)

よくそういうと、じゃあ家でCDとかで音楽だけ聴いていればいいだろ、とか言われますが、違うんですよね。

もちろん、「前前前世」のように有名な主題歌をはじめ、「RADWIMPS」が全音楽を担当しているだけあり、音楽だけでも素晴らしいと思います。

ただ、この作品の一番の魅力は映画の映像と音楽が寸分の狂いもなく見事にリンクすることだと思います。

これはそれまでの物語の流れ、そして綺麗な映像と心に響く音楽が見事にマッチした「芸術」といっても過言ではないでしょう。

何度も観てしまうのはそれをもう一度体験したいから、何度も体がそれを求めているからだと思います。

事実、何度観ても同じシーン、同じ瞬間に体が震え、感動しています。

それはストーリーだけに感動しているのではなく、ストーリーと映像、音楽が織りなす芸術に感動しているのだと思います。

計算し尽くされた音楽と映像とのマッチングはもはや芸術であり、何度も観たくなる一番の魅力となっている。

映像美

先ほど音楽とのマッチングで触れましたが、映像はとにかく美しいです。

これは新海監督の作品の特徴でもありますね。

(昔の新海作品は人物の描き方があまり好きではないのですが、最近のはとても違和感ない描き方で好きです。)

特に風景は実写と間違えるくらいの美しさとなっています。

君の名は。の画像
引用元: http://www.cinemacafe.net『君の名は。』(C)2016「君の名は。」製作委員会

上記を見てもわかるように非常に綿密に、そして繊細に描かれています。

そして実在するものはそのまま描かれています。

これにより現実の世界に起こっていることだと観る人に錯覚させることができ、自分事として物語に没入することができます。

観終わった後、この日本のどこかに実際にこういうことが起きるのだろうかと考えてしまうほどです。

実際に聖地巡礼が流行ったように、物語で描かれた場所に実際に行くというのは、私と同じように感じた人が多かったのでしょう。

もちろん、ただリアルに描いているだけではなく、幻想的なシーンではとことん幻想的に描かれています。これが音楽とのマッチングをより高めていると思います。

先ほど掲載した画像は東京の街並みと接近する彗星が描かれていますが、画面下部の街並みは現実に忠実に描かれ、空はとても幻想的に描かれていると思います。

これを見ると実際に起きそうな感じがしてきますよね。

とにかく美しい。実写と間違えるくらいの再現度の高さを持ちながら幻想的に描く表現力の高さがある。これにより音楽の素晴らしさをより盛り上げる要素となっている。

「君の名は。」は今からでも観るべきか

結論から言います。観るべきです。

ここまで読んでいただいている方には伝わっていると思いますが、まだ観ていない方は絶対に観るべきだと私は思います。

今からでも観るべき理由

これまで紹介してきた3つの魅力「ストーリーの意外性」「音楽と映像のマッチング」「映像美」が体験できること。もちろんこれが観るべき大きな理由です。

それ以外にも「ヒロインの三葉が可愛い」「豪華な声優陣の声が聞ける」とかありますが、それは純粋に映画を楽しむ上ではあまり大きな理由ではありません。(あくまで私の場合はですが・・)

これまでその魅力について3つに分けて紹介してきましたが、一言で言うとこの作品は全部盛りなんですよね。ラーメンとかで具が全種類入っている「全部盛り」のあれです。

なぜならこの作品はストーリーが良くて、音楽が良くて、映像が良いんですから、すべての要素を兼ね備えていることになります。

ストーリーに関しては恋愛ものであり、SFであり、サスペンスでもある、そんな各ジャンルのいいとこ取りをしています。

もちろん、そんな何でもありとか認めないという声があるのも事実です。

しかしながら、それぞれが高いレベルで表現されていて、なおかつそれぞれの良さが見事なまでに融合しているので、決して中途半端な作品になっているというわけではありません。

一度は全部盛りのラーメンを頼んでみても良いのでは?

そういった意味でもぜひ本作品は観てほしいと思います。

どんな人が観るべきか

ここからはどんな人が今からでも観た方が良いか。

私が考える観るべき人は下記の通りです。

  1. 元々少し興味がある人
  2. 本記事を読んで少し興味を持った人
  3. 単なる恋愛アニメだと思っていたSF好きやサスペンス好きの人
  4. 以前観たがよくわからなかった、内容をあまり覚えてない人

元々少し興味がある人

すでに少しでも興味を持っている人は観たほうが良いです。

先ほど言いましたが、全部盛り作品なので何かしらあなたの興味に応えてくれる部分があるに違いないと思います。

本記事を読んで少し興味を持った人

本記事を読んで少しでも興味を持った方は本作品には何かしらご自身の好みと一致した部分があるはずなので、観るべきです。

単なる恋愛アニメだと思っていたSF好きやサスペンス好きの人

すでに何度か解説をさせていただきましたが、単なる恋愛アニメではありません。もっというならば単なるアニメ作品ではありません。

SFが好き、サスペンスが好きという方は楽しめると思います。

なぜなら私は恋愛系がすごい好きというわけではないですが、とても楽しめたからです。

以前観たがよくわからなかった、内容をあまり覚えてない人

もう一度観るべきです。ここでは詳しく解説はしませんが、解説サイト等を参考に、ある程度物語を整理したうえで観ても面白いと思います。

なぜならストーリー以外の魅力が面白さを補完してくれますし、ストーリー自体も改めて観ると新たな発見があるからです。

1度観てよくわからなかったという方は、観ている中で物語の流れが理解できないままそれを引きずるので、作品全体に集中できず、その他の魅力に気付きづらい状況であった可能性があります。

ですので、もう一度物語の内容を整理し、そこに集中しなくて良い状況を作った上で観ると良いと思います。

もちろん、物語自体を忘れているので、1から楽しみたいという方はすぐにでも何も調べずに観た方が良いです。

おすすめの「君の名は。」の観る方法

本作品を観るには「レンタル」か「買う」ということになります。

これはDVD、BD、あるいは動画配信サイトで購入ということになります。

現時点では見放題はなさそうです。

しかしながら、上手く方法を考えれば無料で視聴することが可能です。

無料で資料する方法については下記の記事で解説していますので、無料で視聴したいという方は参考にして下さい。

「君の名は。」の評価まとめ

ここまで色々と語ってきましたが、まとめると下記の通りです。

まとめ
  • 本作品はストーリー、音楽、映像が高レベルで詰まった全部盛りの作品
  • 恋愛系やアニメが好きでなくても、SFやサスペンスが好きなら楽しめる
  • 少しでも興味もった人、観たことあるけど理解できていなかった人は観るべき

この全部盛り作品、自分にとって面白いのか面白くないのか。ぜひ皆様には視聴していただいてご判断いただければと思います。

少しでもこの作品の魅力に触れる人が増えることを祈っております。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

ではまた~

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