ワンピースの映画って作品数が多くて、何から見ていいのか分からない…
そんな方も多いのではないでしょうか。
分からないまま適当な順番で見てしまうと、楽しみを大きく損なう可能性があります。
本記事では、原作ストーリーや原作の時間軸と照らし合わせながら、どんな順番でどのタイミングでみるべきかを詳しく解説します。
そして、無理に見なくてもいい作品も紹介していきますので、効率的に視聴することが可能になります。
- ワンピースの映画ってどれから見れば良い?
- 原作との関係性や時間軸はどうなってるの?
- 絶対に見るべき作品・見なくていい作品はどれ?
- どうやって視聴するのがおすすめなの?
ワンピース映画の作品一覧とあらすじ
まず、ワンピースの映画はどんな作品があるのかを確認していきましょう。
それぞれの作品がどんなストーリーなのか、概要とあらすじも簡単に紹介していきますので、作品名を見てもイメージがわかないという方は参考にしてください。
「もうそんなの知ってるよ!」という方は飛ばしてもらっても大丈夫です。
劇場版ワンピース作品一覧
ワンピースは1997年から集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載が始まりました。
私が小学生の頃に連載開始しましたが、その頃から人気がありましたね
その後、1999年にTVアニメがスタートします。
そして2000年に公開した映画「ワンピース」を皮切りに、2023年までで15本の劇場版作品が公開されています。
どんな作品があるかというと、下記の通りです。
- ワンピース(2000年)
- ワンピース ねじまき島の冒険(2001年)
- ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年)
- ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年)
- ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
- ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年)
- ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年)
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年)
- ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年)
- ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年)
- ワンピース 麦わらチェイス(2011年)
- ワンピース FILM Z(2012年)
- ワンピース FILM GOLD(2016年)
- ワンピース STAMPEDE(2019年)
- ワンピース FILM RED(2022年)
※カッコ内は公開年
これらのうち、その大半の作品は劇場版オリジナルのストーリーとなっています。
ただし、原作やアニメとリンクしている作品も一部あるため、事前に全体像と視聴順は把握しておくことをおすすめします。
劇場版ワンピースの各概要とあらすじ
続いて、それぞれの映画の概要を簡単に紹介していきます。
原作のストーリーに影響するような「絶対見るべき作品」というものもありますが、自分が興味を持った作品を見るということが本質だと思いますので、目を通してもらえると新しい発見があるかもしれません。
ワンピース(2000年公開)
【配給】東映
【上映時間】51分
【監督】志水淳児
【脚本】島田満
概要
劇場版第1作目で『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』と同時上映。
麦わらの一味がルフィ・ゾロ・ナミ・ウソップの4人の頃の作品であり、ウソップとゴーイングメリー号はTVシリーズに先駆けて登場している。
ストーリー的にはシロップ村編とバラティエ編の間の話ではあるが、エンディングにバラティエとサンジが一瞬登場する。
あらすじ
ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を目指し、ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップの4人は旅を続ける。
そんな中、伝説の大海賊・ウーナンに憧れているトビオの話を聞き、ウーナンが宝を埋めたという「黄金の島」へとゴーイング・メリー号の舵をきるのであった…
ワンピース ねじまき島の冒険(2001年公開)
【配給】東映
【上映時間】55分
【監督】志水淳児
【脚本】橋本裕志
概要
劇場版第2作目で『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』と同時上映。
興行収入は30億円となり、2009年公開の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』までシリーズの最高記録であった。
あらすじ
バカンスを楽しんでいた麦わらの一味だが、ゴーイングメリー号が目の前で盗まれてしまった。
途中で出会った「泥棒兄弟」から、近辺の海域を荒らしているトランプ海賊団が犯人ではないかと指摘される。
そこで麦わらの一味は彼らが根城にしているねじまき島に向かうが、仲間たちが次々とさらわれてしまう…
ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年公開)
【配給】東映
【上映時間】56分
【監督】志水淳児
【脚本】橋本裕志
概要
劇場版第3作目で『デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急』が同時上映。
最後の中編映画であり、麦わらの一味の6人目の仲間となったトニートニー・チョッパーの映画デビュー作でもある。
あらすじ
航海を続ける麦わらの一味は、珍獣ばかり住んでいる王冠島と呼ばれる島が近くにあり、そこには黄金の力を宿した宝があるという話を耳にする。
チョッパーは危険だからと難色を示すが、そんな中突然、海底火山が爆発。それによりゴーイングメリー号が飛ばされ、とある島にたどり着く。そう、このたどり着いた島こそ、その王冠島だった…。
ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年公開)
【配給】東映
【上映時間】95分
【監督】宇田鋼之介
【脚本】菅良幸
概要
劇場版第4作目。初の長編映画となった。
麦わらの一味の7人目の仲間となったニコ・ロビンの映画デビュー作でもある。
あらすじ
航海を続ける麦わらの一味は、ハンナバルという島の港町に立ち寄っていた。
麦わらの一味は、海賊だけで行われる何でもありのレース「デッドエンド」が行われると知ることになる。
そこで、賞金と冒険を求めて「デッドエンド」に参加する…。
ワンピース 呪われた聖剣(2004年公開)
【配給】東映
【上映時間】100分
【監督】竹之内和久
【脚本】菅良幸
概要
劇場版第5作目。
麦わらの一味の一員、ロロノア・ゾロをメインとしたストーリーとなっている。
あらすじ
伝説の宝刀「七星剣」と宝を探すため、アスカ島に上陸した麦わらの一味。
しかし、メリー号の船番役をしていたゾロが、姿を消してしまった。一味はゾロを探して島の奥へ向かう。
すると、村を襲撃する海軍兵士の中にゾロを発見する。その信じ難い行動に驚く一行をよそに、ゾロは島の少女・マヤが持っていた宝玉を奪い、去って行ってしまうのだった…。
ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年公開)
【配給】東映
【上映時間】91分
【監督】細田守
【脚本】伊藤正宏
概要
劇場版第6作目。
細田守の長編アニメーション映画初監督作品である。
あらすじ
リゾート地として名高い「オマツリ島」の地図を発見した麦わらの一味は、その島を訪れる。
島の当主と名乗るオマツリ男爵により数々の試練を受けさせられ、徐々に仲間達が苛立ちにより仲間割れを起こしてしまう。
そんな中、チョッパーとロビンは島の不自然さを感じ始めていた…。
ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年公開)
【配給】東映
【上映時間】95分
【監督】宇田鋼之介
【脚本】伊藤正宏
概要
劇場版第7作目。
本作はチョッパー役の大谷育江が体調不良により、伊倉一恵が代役を務めている。
あらすじ
麦わらの一味は、大嵐の中で難破した海賊船から宝箱を手に入れた。
その中身を見てみると、なんと黄金総入れ歯の老婆が入っていた。麦わらの一味は伝説の宝・金の冠と引き換えにその老婆を島に送り届けると約束し、「メカ島」へ向かうのであった…。
ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年公開)
【配給】東映
【上映時間】90分
【監督】今村隆寛
【脚本】上坂浩彦
概要
劇場版第8作目。
シリーズでは初となる原作のストーリーを元にした作品で、人気の高い「アラバスタ編」を映画化したもの。
テレビシリーズの単なる再編集ではなく、全編新作となっている。
あらすじ
ゴーイング・メリー号に乗り、王女ビビと共にアラバスタ王国を目指す麦わらの一味。
砂漠の国アラバスタは内乱の危機に直面しており、ビビは王国を救おうと国を抜け出していた。
調査の結果、黒幕の正体を突き止めたビビは麦わらの一味と共に祖国を守るべく帰国する。まさにその時、国王軍と反乱軍の全面戦争が起ころうとしているのであった…。
ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年公開)
【配給】東映
【上映時間】110分
【監督】志水淳児
【脚本】上坂浩彦
概要
劇場版第9作目。
原作「ドラム島編」のストーリーをアレンジした上で映画化した作品。
エニエス・ロビー編終了時点までストーリーとしては進んでいるが、それまで麦わらの一味には船医が居なかったという原作とは異なるパラレルワールド展開になっている。
例えば、本来は出会う前のニコ・ロビンやフランキーが、麦わらの一味として登場する。
あらすじ
高熱で倒れたナミの手当てのため、麦わらの一味は一年中雪が降る冬島のドラム王国に立ち寄る。
医者を探して命懸けの登山を決行。そんな登山でボロボロになった一行を介抱したのは、トナカイのチョッパーだった。
チョッパーを「仲間」と言うルフィに心を許すものの、国外逃亡していた前王ワポルが総攻撃をしかけてくるのであった…。
ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年公開)
【配給】東映
【上映時間】113分
【監督】境宗久
【脚本】上坂浩彦
【制作総指揮】尾田栄一郎
概要
劇場版第10作目。
劇場版シリーズ初の原作者・尾田栄一郎によるストーリー。
このことで、それまでのアニメオリジナルや劇場版と比較して原作との関係性が深い。
あらすじ
グランドラインでの航海を続ける麦わらの一味のもとに、ルフィたちの故郷である東の海(イーストブルー)でいくつもの島が襲われているというニュースが飛び込む。
一味は旅を中断して引き返そうとするが、そこに空飛ぶ巨大な海賊船が現れる。
なんとその船に乗っていたのは、かつて海賊王ロジャーの時代に暴れていた伝説の大海賊「金獅子のシキ」だった…。
ワンピース 麦わらチェイス(2011年公開)
【配給】東映
【上映時間】31分
【監督】佐藤宏幸
【脚本】堤泰之
概要
劇場版第11作目。『トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』と同時上映。
シリーズ初の全編フルCGおよびデジタル3D映画。
また、シリーズ初の短編作品でもあり、これまで公開された劇場版の中では同時上映作品を除き、上映時間が最も短い。
あらすじ
グランドラインでの旅を続ける麦わらの一味。ある日、命よりも大切な宝物であるルフィの麦わら帽子が無くなってしまった。
麦わら帽子をくわえた大鷲を追い、麦わらの一味は争奪戦に挑む…。
ワンピース FILM Z(2012年公開)
【配給】東映
【上映時間】100分
【監督】長峯達也
【脚本】鈴木おさむ
【総合プロデューサー】尾田栄一郎
概要
劇場版第12作目。
前々作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』以来3年ぶりとなる長編作品である。
劇場版シリーズ初の「最後の海 新世界編」を舞台としたストーリーであり、「魚人島編」直後の物語となっている。
あらすじ
“新世界”を突き進む麦わらの一味の前に、傷だらけの老兵「ゼット」が現れる。
「ゼット」は海賊を根絶やしにするという思想を持つNEO海軍の総帥であり、突然の猛攻を受けることになる。
これによりサニー号は半壊状態に陥り、さらに海軍本部にも追われ、麦わらの一味は絶体絶命の危機を迎えることになる…。
ワンピース FILM GOLD(2016年公開)
【配給】東映
【上映時間】108分
【監督】宮元宏彰
【脚本】黒岩勉
【総合プロデューサー】尾田栄一郎
概要
劇場版第13作目。
原作者の尾田栄一郎が前作に引き続き、総合プロデューサーとして制作に参加している。
あらすじ
“海賊王”を目指して新世界での旅を続ける麦わらの一味は、政府公認の独立国家「グラン・テゾーロ」を訪れる。
そこは世界最大のエンターテインメントシティであり、世界政府ですら手を出せない絶対聖域だった。
その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロは海賊や海軍だけでなく、世界政府ですらも金の力で動かし、まさに新世界の勢力図が塗り替えられようとしているのであった…。
ワンピース STAMPEDE(2019年公開)
【配給】東映
【上映時間】100分
【監督】大塚隆史
【脚本】冨岡淳広
【監修】尾田栄一郎
概要
劇場版第14作目。
原作者の尾田栄一郎は監修として制作に参加し、原作キャラクターの衣装やオリジナルキャラクターのデザインを手掛けている。
なお、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』以降の「フィルム」シリーズには含まれない。
あらすじ
海賊の一大イベント「海賊万博」が開催されるということで、「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にし、麦わらの一味は会場のデルタ島に向かう。
そこには最悪の世代をはじめ、大勢の海賊が集結していた。
万博の目玉であるゴールドロジャーにまつわる宝探しが開幕し、海賊たちによるお宝争奪戦が始まる。
その裏では、海賊たちを一網打尽にしようとする海軍も動き始めているのであった…。
ワンピース FILM RED(2022年公開)
【配給】東映
【上映時間】115分
【監督】谷口悟朗
【脚本】黒岩勉
概要
劇場版第15作目。
原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める。
最終興行収入は201億円を突破し、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』『千と千尋の神隠し』『君の名は。』に次ぐ、日本映画の歴代興行収入第4位となった。
あらすじ
音楽の島「エレジア」で、ウタという歌手のライブが開催されようとしていた。ウタの歌声は“別次元”と評され、世界の歌姫と称されていた。
彼女を一目見ようと世界中から集まるファン達の中には、麦わらの一味の姿もあった。
いよいよライブが幕を開け、その歌が世界を虜にする中、ルフィからウタは「〝赤髪〟シャンクスの娘」であることが明かされる…。
いかがでしたでしょうか。
興味の沸いた作品はありましたか?
もし興味が湧いた作品がありましたら、次からの原作との関係性や時系列と照らし合わせて見るようにしましょう。
ワンピース映画の視聴順パターンとおすすめの順番
まずワンピース映画を視聴する順番として、どんなパターンがあるのでしょうか。
それは主に下記の2パターンです。
- 公開日順
- 時系列順
これをそれぞれのパターン別に映画作品を当てはめるとどうなるのかみてみましょう。
公開日順にみるパターン
ワンピース映画を公開日順に見る場合、下記の順番になります。
- ワンピース(2000年)
- ワンピース ねじまき島の冒険(2001年)
- ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年)
- ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年)
- ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
- ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年)
- ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年)
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年)
- ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年)
- ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年)
- ワンピース 麦わらチェイス(2011年)
- ワンピース FILM Z(2012年)
- ワンピース FILM GOLD(2016年)
- ワンピース STAMPEDE(2019年)
- ワンピース FILM RED(2022年)
※カッコ内は公開年
このパターンの良いところは、当時の視聴者と同じで目線、感情で見ることができるところです。
とはいえ、当時よりも原作がかなり進んでしまっているので、完全に同じとは言えませんが。。
それでも、シンプルで悩む必要のない順番だといえるでしょう。
時系列にみるパターン
次に、時系列で見た場合はどうなるのかを見ていきましょう。
- ワンピース(2000年)
- ワンピース ねじまき島の冒険(2001年)
- ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年)
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年)
- ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年)
- ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
- ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年)
- ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年)
- ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年)
- ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年)
- ワンピース 麦わらチェイス(2011年)
- ワンピース FILM Z(2012年)
- ワンピース FILM GOLD(2016年)
- ワンピース STAMPEDE(2019年)
- ワンピース FILM RED(2022年)
※カッコ内は公開年
ん?何が公開順と違うの?
そうです、実はほとんど同じです
異なるポイントは、2007年公開の「ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」が公開順では8番目だったものが、時系列では4番目になっています。
ですので、時系列順に視聴する場合は、この「ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」を先に見るような形になります。
ワンピース映画を見るおすすめの順番は?
ワンピース映画を見る上で、見る順番が「公開順」と「時系列順」の2パターンあることがわかりました。
では、どちらのパターンで見るのが良いのでしょうか。
それは「時系列順」で見ることです。
前述の通り、大きな違いはないので正直どちらでも大丈夫ですが、公開日順では急に時間が遡ることになるので、時系列順の方が良いでしょう。
他の映画作品のように、時系列で視聴するとネタバレがあって楽しみ半減というようなこともないので、特に公開日順にこだわる必要はありません。
ただ、ワンピ―スの映画作品の場合、見る順番そのものよりも重要なことがあります。
え、見る順番より重要なことがあるの?
はい、それは「何を見るか」と「いつ見るか」です
前述の通り、ワンピースの映画作品は劇場版オリジナルストーリーですので、それ自体は多少順番が間違っても大きな影響はありません。
むしろ、原作のまだ知らない部分を先に映画で知ってしまうことの方がダメージが大きいです。
ですので、それぞれの映画作品の原作との関連性、そして時間軸を把握した上で「時系列順」で見ることが重要です。
ワンピース映画作品の時間軸と見るタイミング
前述の通り、ワンピースの映画は知ってる原作よりも前の作品を時系列に視聴するのが良いと思います。
でも、それぞれの映画が原作のどのあたりの話なのかわからない…
そんな方のために、下記の通りまとめていますので、参考にしてください
順番は時系列にしています。
- ワンピース(2000年)
→シロップ村~バラティエ前(サンジ加入前) - ワンピース ねじまき島の冒険(2001年)
→アーロンパーク後 - ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年)
→ドラム島直後(チョッパー加入直後) - ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年)
→アラバスタ編そのもの(原作を映画化) - ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年)
→アラバスタ編直後 - ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
→アラバスタ編直後 - ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年)
→アラバスタ編直後 - ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年)
→エニエスロビー編の直前 - ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年)
→冬島・ドラム王国編(チョッパーとの出会い)※原作とは異なる - ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年)
→頂上戦争前(本作より作者尾田栄一郎氏による総合監修が加わる) - ワンピース 麦わらチェイス(2011年)
→頂上戦争辺り - ワンピース FILM Z(2012年)
→頂上戦争後の新世界編(魚人島~パンクハザード編の間) - ワンピース FILM GOLD(2016年)
→ドレスローザ編後 - ワンピース STAMPEDE(2019年)
→ドレスローザ編後 - ワンピース FILM RED(2022年)
→ワノ国編の直後
※カッコ内は公開年
ワンピース映画作品を原作と照らし合わせると、時間軸は上記のようになっています。
ですので、映画を見るタイミングとしては、すでに知っている原作ストーリーより前の作品を見ることをおすすめします。
あとは時系列順にみれば大丈夫ですので、上記の表の中で「この話は知らないなー」というところの前までの作品を、記載している順番でみてもらえればOKです。
とはいえ、「忙しいので全部見れない!」という方は、次の項の見るべき作品と無理して見なくてもいい作品を確認した上で見始めるようにしましょう。
ワンピース映画の見るべき作品と見なくてもいい作品
見る順番、タイミングがわかったところで「いまさら全部見るのはキツイなぁ、、」
そんな方もいるでしょう。
特に原作漫画やアニメをすでに見ている人は、いまさら一気に全部見るの面倒ですよね。
ですので、そんな方のために、見るべき作品と、無理して見なくても良い作品を個人的に選別したいと思います。
とはいえ、大前提としてはワンピースが好きなのであれば全て見ることがベストです。
時間的な制約があり、下記のような方は参考にしていただければと思います。
- 原作や今後のストーリー理解のために必要な作品だけを見たいという方
- 特に評価が高く、映画として面白い作品だけを見たいという方
ワンピース映画の原作ストーリーとの関連性
見るべき作品か否かを判断する前提となる部分が、ワンピース映画の原作との関連性です。
ワンピースの映画ですが、基本的にはパラレルワールド的なストーリーなので、原作漫画だけを見ていても問題ないようになってます。
え、じゃあ何にも見なくていいの?
はい、原作ストーリーの理解のみが目的であれば何も見なくても大丈夫です。
とはいえ、この記事を読んでいる方は多少なりともワンピースが好きで、ワンピースに興味がある方ですよね?
確かに単純に原作のストーリーを理解するためだけであれば、必ずしも映画作品を見る必要はありませんが、見ておいた方が原作の理解がより深くなる作品もあります。
また、原作とは直接関係はないけれど、ワンピースが好きなら単体の映画作品として楽しめる作品というものもあります。
ですので、まずは作品を分類して、それぞれの目的に照らし合わせて見るべき作品を検討していくのが良いでしょう。
ワンピース映画の3つの分類
ワンピースの映画作品は前述の通り、基本的には原作とは異なる世界線、つまりパラレルワールドの扱いですが、その中でいくつかの性質が分かれます。
主な分類は下記の通りです。
- 原作の理解が深まるような補足エピソードを含む作品
- 単体エピソードとして面白さを追求した作品
- 過去の原作ストーリーを作り直したリメイク作品
あくまで私個人が分類しており、公式でこういった分類があるわけではありません。
ただ、同じワンピースの映画作品の中でも、性質が異なる作品が混在しているということを認識することは重要です。
なぜなら、これらの分類が見るべきか否かの判断に大きく影響するためです。
このようにいくつかの性質の作品がある中で、どういう人がどの基準で判断すれば良いかを次から解説していきます。
どんな人がどの作品を見るべきか
ここまで、ワンピース映画作品のうち、どれを見るべきか、見なくてもいいかを解説してきました。
どんな基準で見るかどうかを判断すればいいの?
それぞれの分類がどんな人に向いているのかは下記の通りです
- 原作の補足エピソードを含む作品
→最低限の作品だけを見たい人は見るべき作品。 - 単体作品として面白さを追求した作品
→ワンピースが好きな人は①に加えてできれば見た方が良い作品。 - 過去の原作エピソードのリメイク的作品
→原作を知らない人で時短でストーリーを知りたい人、昔のエピソードを思い出したい人だけ見れば良い。無理に見なくてもいい作品。 - 上記以外の作品
→ワンピースが好きで、時間に余裕がある人。全映画作品を制覇したい人だけ見れば良い。無理に見なくてもいい作品。
私の主観も入っていますが、概ね上記を基準に見るかどうかを判断してもらえれば問題ありません。
次からは、具体的にどの映画作品がどの分類になるのかを解説していきますので、ここで見るべき作品名を把握しましょう。
①原作の補足エピソードを含む作品(見るべき作品)
まず、ワンピース映画の中で必ず見るべき作品があります。
それは、原作ストーリーの理解を深めることに繋がる補足エピソードを含む作品です。
もちろん、見なくても原作を楽しめることは間違いありませんが、見た方がより一層楽しめるというものです。
そして、実はそんな作品はかなり少ないです。
基本的には原作者である尾田栄一郎さんが制作に携わる「フィルム」シリーズがそれに該当します。
- ワンピース FILM STRONG WORLD
- ワンピース FILM Z
- ワンピース FILM GOLD
- ワンピース FILM RED
この中でも必ず見ておいた方が良いのはストロングワールド(STRONG WORLD)です。
この作品は原作の補足的な意味合いが強いためです。
また、それ以外の「フィルムシリーズ」の作品も原作に繋がる内容にもなっているため、可能であれば視聴をおすすめします。
ただし、映画作品はパラレルワールドという設定ですので、あくまで原作の補助であり、完全に原作と一致しているわけではないということは認識しておきましょう。
②単体映画として面白さを追求した作品(見たほうがいい作品)
次に、できれば見たほうがいいワンピース映画作品を紹介します。
ここに分類させるのは、原作に深く関係していたり、今後のストーリー理解のために知っておくべき、というような作品ではありません。
むしろ知らなくても全く問題はありませんが、ワンピースが好きなら楽しめる可能性が高い作品となります。
例えば、これまでの人気キャラクターが集合したり、原作にはない面白いエピソードを展開したりと、いわゆるお祭り作品です。
その中でも、一つの作品という点で評価も高く、おすすめできる作品を紹介します。
ワンピースが好きという方はこれらの作品も可能な限り見るようにしましょう。
- ワンピース
- ワンピース ねじまき島の冒険
- ワンピース 珍獣島のチョッパー王国
- ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険
- ワンピース STAMPEDE
これらの作品は一般的に評価が高く、私としても面白いと思う作品です。
私の個人的な評価も入っていますが、きっと楽しめると思います
これらの作品のなかでも「ワンピース STAMPEDE」は本編では交わることのなかった人物が夢の共演を果たす、まさにお祭り作品です。
③過去エピソードのリメイク的作品(見なくてもいい作品)
ここからは、無理に見なくてもいい作品を紹介していきます。
繰り返しになりますが、前提として全て見ることに越したことはありません。
あくまで時間的に制限がある方が参考にしてください。
まず、過去のエピソードを作り直したリメイク作品は、当然原作のストーリーの繰り返しなので見なくても大丈夫です。
ただし、まだ原作を知らない方にとっては、ストーリー把握に要する時間の短縮になるため、そういった方は見ても良いかと思います。
なお、このリメイクに相当する作品は下記の2作品です。
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち
- ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜
この中でも、「エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」については仲間メンバーや登場人物が大きく改変されています。
ですので、原作を知っている人は違和感があるでしょう。
その点から、純粋に原作を忠実に把握したいという場合は、映画ではなく原作漫画を読むことをおすすめします。
④それ以外の作品(見なくてもいい作品)
最後にこれまで紹介してきた分類にあてはまらない作品です。
下記の4作品があてはまります。
- ワンピース 呪われた聖剣
- ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島
- ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵
- ワンピース 麦わらチェイス
これらの作品は、原作に深くリンクする話ではなく完全オリジナルの作品ですが、あまり評価は高くありません。
私個人としてもあまり面白いとは感じなかったため、おすすめはしません。
私の主観ではありますが、映画サイトの評価を見ても私と同じような感想が多いので、参考にはなるかと思います
ということで、原作に関係する作品だけを見たい!評価が高くて本当に面白い作品だけを見たい!という方は見なくてもいいと思います。
一方で、ワンピースが好きで、全部映画も制覇したいという方は視聴するようにしましょう。
見た方がいい・見なくてもいいワンピース映画作品一覧
ここまで見た方がいい作品と見なくてもいい作品を解説してきました。
一気に解説してきたので、結局どれを見れば良いんだっけ?とちょっと混乱している方もいるかと思います。
ですので、見るべき作品と見なくてもいい作品が一覧でわかるように、時系列順(おすすめ視聴順)に作品をまとめましたので参考にしてください。
◎(赤字)=見るべき、〇(青字)=見た方がいい、それ以外=見なくてもいい
- 【〇】ワンピース
- 【〇】ワンピース ねじまき島の冒険(2001年)
- 【〇】ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年)
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年)
- 【〇】ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年)
- ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
- ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年)
- ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年)
- ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年)
- 【◎】ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年) ※特に見るべき
- ワンピース 麦わらチェイス(2011年)
- 【◎】ワンピース FILM Z(2012年)
- 【◎】ワンピース FILM GOLD(2016年)
- 【◎】ワンピース STAMPEDE(2019年)
- 【◎】ワンピース FILM RED(2022年)
※カッコ内は公開年
※順番は時系列順
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ワンピース映画のおすすめ視聴方法
見るべき作品が分かったところで、いよいよ視聴していきましょう。
とはいえ、いくつも作品があるし、出来る限りお金をかけずに視聴する方法はないだろうか
ここからはそんな方に、ワンピースの映画作品のおすすめの視聴方法を紹介していきます。
ワンピース映画作品を視聴できるサービス一覧
まずは、ワンピースの映画作品を視聴できるサービスを紹介していきます。
主なサービスは下記の通りです。
サービス名 | 視聴形態 | 目安料金 |
---|---|---|
U-NEXT | 動画レンタル | 400円(1作品) |
DMMプレミアム(DMM TV) | 動画レンタル | 330円(1作品) |
TSUTAYA DISCAS | 宅配レンタル | 1,026円(4作品/月額) |
FODプレミアム | 動画レンタル | 440円(1作品) |
Amazonプライム・ビデオ | 動画レンタル 見放題(prime会員のみ) | 400円(1作品) 600円(月額/見放題) |
※2024年5月時点
いくつかの方法がありますが、この中のどれが良いでしょうか?
ここからは、この中でおすすめの視聴方法を解説していきたいと思います。
どういう視聴方法をしたいか、いくつの作品を見たいかによっておすすめのサービスは変わってきますので、それぞれの特徴を確認していきましょう。
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ワンピース映画の見る順番と見るべき・見なくていい作品まとめ
ここまで、ワンピースの映画作品の見る順番と見るべき作品と見なくてもいい作品、そしておすすめの視聴方法を紹介してきました。
最後にもう一度振り返ってみましょう。
◎(赤字)=見るべき、〇(青字)=見た方がいい、それ以外=見なくてもいい
- 【〇】ワンピース
- 【〇】ワンピース ねじまき島の冒険(2001年)
- 【〇】ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年)
- ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年)
- 【〇】ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年)
- ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
- ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年)
- ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年)
- ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年)
- 【◎】ワンピース FILM STRONG WORLD(2009年)
- ワンピース 麦わらチェイス(2011年)
- 【◎】ワンピース FILM Z(2012年)
- 【◎】ワンピース FILM GOLD(2016年)
- 【◎】ワンピース STAMPEDE(2019年)
- 【◎】ワンピース FILM RED(2022年)
※カッコ内は公開年
※順番は時系列順
いかがでしたでしょうか。
この記事が皆様のお役に少しでも立てたならば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた~
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