こんにちは、カズオです。
最近はテレワークやオンライン授業の導入が進んで、人によりますが移動する時間は以前より減ってきています。
しかしながら、通勤や通学、お出かけなどの移動時間はゼロになることはなく、イヤホンを使用する機会はまだまだあります。
また、オンラインでのやり取りが増え、リモート会議やオンライン飲みなど、以前よりもむしろイヤホンを使用するシーンが増えてきています。
そんな中、何か良いイヤホンがないだろうか?とお探しの方に、実際に私が使用したソニー製イヤホン「WI-C310」の感想・評価を紹介していきたいと思います。
- 通勤・通学で使えるおすすめのイヤホンない?
- 音楽聴く以外に何でも使える便利なイヤホンない?
- 紛失しづらいワイヤレスイヤホンない?
- 充電が長持ちするイヤホンない?
- 「WI-C310」って実際の評価ってどうなの?
「WI-C310」を使うことになったきっかけ
私は普段通勤時に動画を見たり音楽を聴いたりしているのですが、イヤホンをなくすことが度々ありました。
完全にワイヤレスのイヤホンって本当に何も繋がってないから、片耳だけ気付いたら落としてなくしたりしますよね(私だけですかね笑)
ちょっと潔癖なところがあるので、駅のホームとかで落とすのも不快でした。
かといって有線のイヤホンにするとコードが絡むんですよね。
あれが私は本当に嫌いでした。
絡みにくいコードのイヤホンも試しましたが、個人的には効果が実感できずイマイチでした。
そこでワイヤレスだけど、落としづらいものってないかなーと探していた時にこの「WI-310」と出会いました。
形状的に落としづらそうなのと、このコードの長さは絡まないだろうという判断で選びました。
また、価格面からも試しやすいなと思ったのもあります。
「WI-C310」の基本情報
ではまず、このソニー製イヤホン「WI-C310」がどんなものか、基本スペックを見てみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 9 mm |
質量 | 約 19 g |
電源 | DC 3.7 V:内蔵充電式リチウムイオン電池 |
充電時間 | 約3時間 |
充電方法 | USB充電 |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 最大15時間 |
電池持続時間(連続通話時間) | 最大15時間 |
電池持続時間(待受時間) | 最大200時間 |
型式 | エレクトレットコンデンサー |
指向特性 | 全指向性 |
有効周波数帯域 | 50 Hz-8,000 Hz |
USBケーブル | USB Type-C™ ケーブル(USB-A – USB-C)(約 20 cm) |
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.0 |
最大通信距離 | 見通し距離 約10m |
最大ぺリング台数 | 8台 |
付属 | 充電用USB Type-C(TM)ケーブル(20cm)、ハイブリッドイヤーピース(S、M、L)、保証書、取扱説明書 |
「WI-C310」を使ってみた感想
私は実際、このイヤホンで電車の移動中に音楽を聴いたり、YouTubeを視聴したりしています。
また、仕事でリモート会議やオンライン飲み、外での通話で使用しています。
そこで感じたメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
8つのメリット
では私が実際に使ってみて感じたメリットを紹介していきます。
個人的に下記の8つがメリットだと感じています。
- コードで両耳が繋がっているため紛失しづらい
- 適度な長さとフラットコードで絡まない
- マグネット搭載で携帯性抜群
- 高いフィット感で電車の中でもクリアに音が聞こえる
- 操作しやすい首元のボタン
- 充電が早くて長持ち
- 落ち着いたデザインと高級感のある質感
- お手頃な価格
①コードで両耳が繋がっているため紛失しづらい
私は落としたり紛失したりすることからワイヤレスイヤホン向かないのかなーと思っていましたが、「WI-C310」を使用してから一切落としたり紛失したりすることがなくなりました。
(まあ両耳が繋がっているので当然といえば当然ですが笑)
このコードがあるタイプは邪魔そうなので敬遠していたのですが、想像していたのと違って全く邪魔になることはありませんでした。
②適度な長さとフラットコードで絡まない
やはりコードがあるので邪魔になったり絡まったりするんじゃないの?と購入前は思っていましたが、一切邪魔になったり絡まったりすることはありませんでした。
まず、必要最低限の長さのため、装着している間邪魔になることはありません。
また、そのコードの短さと絡まりづらいフラットコードを採用していることから、ぐちゃぐちゃに丸めて収納していても絡まりません。
こんな感じで適当に丸めて収納していますが、全く絡まりません。
この収納時に絡まらないというのは本当に便利で、コードがあることの一番のデメリットだと思っていたので、これが解決されていることが個人的には大きなメリットだと思っています。
③マグネット搭載で携帯性抜群
このイヤホンは左右にマグネットが仕込まれており、下の写真のようにくっつきます。
結構これが便利で、移動中にイヤホンを耳から外して首から下げている間も左右がくっつくので、歩いていてもイヤホン本体がぶらぶらすることなく邪魔になりません。
また、マグネットで左右のイヤホン同士がくっつくことで輪のようになるため、私のように横着な人はそのまましまわずに首からずっとぶら下げておくということも可能です。
収納時は左右がくっつくことですっきりまとまり、簡単に取り出すことができます。
④高いフィット感で電車の中でもクリアに音が聞こえる
まずこのイヤホンにはノイズキャンセリング機能はついておりません。
しかしながら、非常に耳にフィットする形状で、電車に乗っていても外の音が気になりません。
このフィット感により、静かな音楽やYouTubeの声など、電車の車内のようにうるさい場所でもしっかり聞こえます。
また、空気の通気量を調整する孔を小さくした筐体構造で音漏れにも配慮された作りになっています。
実は私は以前はノイズキャンセリング機能付きのものを使用していたのですが、私の場合は耳に負担がかかっていたようで、しばらく使用すると耳が疲れるということがよくありました。
調べてみるとよくある現象のようで、これはノイズキャンセリングの機能である常に周囲の音と逆位相の音を発することで相殺しているということに起因するものと考えられます。
このイヤホンはノイズキャンセリング機能がないため、使用後の耳の疲労がほとんどなくなりました。
「WI-C310」の聞こえやすさですが、以前使っていたノイズキャンセリング機能の付きのイヤホンと比較して、電車での聞こえやすさはあまり変わらないくらいクリアに聞こえる気がします。
⑤操作しやすい首元のボタン
首元に操作ボタンがくるように配置されており、これが結構使いやすいです。
ボタンは3つなので見ることなく操作でき、完全無線のイヤホンと違って耳元で操作する必要はありません。
真ん中のボタンで再生/一時停止(通話では受話/終話)と電源のオン/オフ、左右の「+」と「-」ボタンで音量のボリュームと曲戻し/曲送りを行えるので、スマホや音楽再生機をポケットから取り出すことなく操作が可能です。
また、バッテリー残量については音声で教えてくれます。
⑥充電が早くて長持ち
スペック上はフル充電で音声再生&通話が最大15時間、10分の充電で60分使用可能ということです。
一般的なイヤホンの連続再生は完全ワイヤレス型で3~4時間、今回紹介している「WI-C310」のように左右のイヤホンがコードでつながっているタイプで8~9時間ということですので、「WI-C310」の連続15時間というのは長持ちだと思います。
実際に使ってみた感覚では、週末に1回フル充電すると毎日の通勤(往復2時間×5日間)とリモート会議(約1時間×週2~3回)では1週間充電なしで持ちました。
だいたいそれくらいの持ちになります。
また、週末に充電し忘れて朝の出発前に急いで20分くらい充電した場合はその日の往復2時間の通勤は問題なく使用できました。
毎日使用しても週1回の充電で十分なので、とても楽です!
充電が長持ちすることで、オンライン飲みのような長時間連続で使用する場合でも活躍しました。
結構ワイヤレスイヤホンはオンライン飲みの時はバッテリー切れが起きますが、「WI-C310」はその心配はありません。
(もちろん、それなりに充電しておく必要はあります)
そもそも長時間(朝まで)オンライン飲みしているのはやりすぎかもしれませんね(笑)
⑦落ち着いたデザインと高級感のある質感
色は全部でブラック、ブルー、ゴールド、ホワイトの全4色あり、私が購入したのはブラックになります。
ここでは私が購入したブラックの感想になりますのでご了承ください。
どんな服装にも合う落ち着いたデザインになっており、スーツでも、カジュアルでもシックリきます。
また、絶妙な光沢加工がされており、高級感のある質感となっています。
価格以上に高級感があるなーというのが正直な感想です。
⑧お手頃な価格
私は使用していたイヤホンをなくしたということもあり、今回はあまり高いものはやめておこうというのが「WI-C310」を買ったきっかけの一つです。
価格はオープン価格となっていますが、ソニーストアで4,880円(税抜)、Amazonで購入すれば3,000円台で購入が可能です。
結果的にハイエンドモデルではないため、デメリットも多少はありますが、私は日常使いでは十分すぎる性能だと感じました。
2つのデメリット
ここからは実際に使ってみてデメリットだなと感じたことを紹介していきます。
デメリットとしては主に2つあると感じています。
- 重低音の再現が少し物足りない
- 収納ケースが別途必要
①重低音の再現が少し物足りない
当たり前といえば当たり前なのですが、重低音の再現性はハイエンドモデルには敵いません。
「WI-C310」は中音域がしっかり聴こえるフラットでクリアな音質となっており、決して低音がダメというわけではありませんが、とにかく迫力の重低音を楽しみたいという方には物足りないかもしれません。
私は普段、音楽を聴くほかに動画の視聴、リモート会議、オンライン飲み、外での通話で使用するので、それほど重低音の迫力の優先度は高くなかったため、個人的には満足しています。
基本的にはとてもクリアな音質なので、特に絶対的な低音へのこだわりがなければ問題はないと思います。
また、私は購入していませんが、重低音の再現に特化したモデル「WI-XB400」もあります。
こちらは若干イヤホンの形状こそ異なりますが、他はほぼ「WI-C310」と同じで、先ほど挙げた製品上のメリットがそのまま当てはまります。(値段は上がります)
もしご興味あれば「WI-XB400」の方もご検討ください。
ソニーストアで7,900円(税抜)、Amazonで購入すれば7,000円前後で購入が可能です。
②収納ケースが別途必要
完全コードレスのイヤホンと異なり、専用の収納ケースがあるわけではないので別途収納ケースを購入する必要があります。
いくら私でもずっと首から掛けているわけにもいかないため、購入しました。(300円くらいのをネットで購入しました)
こんな感じでコンパクトに収まっています。
ただ、別途購入するのはちょっと面倒だったので、デメリットだと感じました。
まあ買うだけなのでこれはそこまで大きなデメリットではないですけどね。私が面倒くさがりなだけで(笑)
コードは短いので小さめのケースで収納可能です。
前述の通り丸めて適当に入れるだけで絡まないので安心してください。
「WI-C310」はどんな人におすすめ?
これまでのメリット・デメリットを踏まえると、「WI-C310」は下記のような人におすすめできると思います。
- ワイヤレスイヤホンをよく落としたりなくす人
- 通勤・通学で常用するイヤホンを探している人
- 音楽だけじゃなく、色々な用途で使いたい人
- イヤホンの充電がすぐ切れて困っている人
- 有線イヤホンでよくコードが絡まって困っている人
- それほど予算はないけど、性能が良いイヤホンがほしい人
- うるさい場所で使いたいけどノイズキャンセリングが苦手な人
「WI-C310」の感想・評価まとめ
ここまでソニー製イヤホン「WI-C310」について、実際に使ってみて感じたメリットとデメリット、そしてその上でどんな人におすすめかをご紹介してきました。
最後にもう一度「WI-C310」の感想・評価を振り返ってみます。
- 紛失しづらく、携帯性が高く操作もしやすい
- 騒音の中でもクリアに音が聞こえる
- 収納してもコードが絡まない
- 充電が早く、長持ちする
- 高級感のある質感でオンオフどちらでも使えるデザイン
- 手ごろな価格
- 重低音の迫力を求める場合は、別モデルの「WI-C310」がある
- 収納ケースは別途用意する必要がある
いかがでしたでしょうか。
私はこの「WI-C310」を使い始めて今までよりも手軽に使えるようになったため、音楽を聴く以外の用途にも使う頻度が高くなりました。
なんでも使える常用のイヤホンとして、私はとても気に入っています。
この記事がイヤホンを探している方のお役に少しでも立てれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ではまた~
■今回ご紹介したモデル「WI-C310」
■重低音強化モデル「WI-XB400」